デザイン例を紹介します。
クライアントは安泰漢方鍼灸院様。
ご依頼内容は漢方薬や食用として使われる「なつめ(棗)」をモチーフにしたオリジナルキャラクターの作成でした。
中医師(*)をされている院長の稲葉様より、販売予定の「なつめ」のパッケージに使用するキャラクターを描いて欲しいとのご依頼でした。
ゆくゆくは動画紹介も予定しているとの事で、そこに登場させる同キャラクターの表情バリエーションもご依頼いただきました。
*中医師…中医学と漢方の処方に関する専門家
仕上がりはこのようになりました!

▲商品パッケージ用
パッケージに貼るシールなどに使用します。
笑顔のなつめ親子に「natsume」の文字を入れました。
背景が濃色の場合もある為、反転したパターンもお作りしました。

▲動画用
商品紹介動画などに登場させる予定のキャラクター。
びっくり、質問、いいね!などなど様々な表情で全14種類をご提案しました。
ご希望の中に、親子のパターンも描いて欲しいとのご要望があり、
その子どもの方は「三猿」のポーズにして欲しいとのご希望でした。
(三猿は日本だけでなく、中国でも有名なんだそう)
お打ち合わせで鍼灸院を訪れた際、私も実際に施術していただき、身体が芯から温まりました。
お香を使って温める鍼灸とマッサージをしていただきました。
東洋医学の視点で診察していただけます。
舌をよく観察したり、手足を触って状態を確認しながら体調についていろいろな質問を受けます。
西洋医学の先生(いわゆる一般的な病院の医師)とは問診から全く違っていて、なんだか、全てに於いて、人の温もりを感じる診察方法だなぁ…と感じました。
院長の優しいカウンセリングと落ち着いた雰囲気の中で、リラックスて不定愁訴などの相談ができます。
気になった方は是非、体験してみてくださいね。
〜デザイン後記〜
お打ち合わせで鍼灸院を訪れた際、全体的に診ていただいたのですが
私の右手首の血管が普通の人と構造が違っていると指摘されました。
え?と思い、一緒に確認したら、確かにそのようでした。
通常骨の下に隠れている血管が、骨の上を通っており、表層に近いところに少し飛び出しています!
健康上は全く問題ないそうです。
私は人体の生物学的な知識に興味があるので、ちょっと興奮してしまいました…。