2025年1月23日、木曜日。
今日は放射線治療科でコンサルの後、その結果を受けて、乳腺科の主治医を受診予定。
放射線治療科は11時からで、待合いは空いており、15分ほど待って、3番目に呼ばれました。
いつも、2時間、3時間待ちは当たり前の乳腺科とは違うんだなー。
先生はとても丁寧に説明してくれて、専門的で難しい部分もあったけれど概ね理解できました。
結果、今回は照射出来ないとの事。

私の場合は約10年前の初発乳がん治療で左乳房に放射線照射歴があり、今回、照射希望の内胸リンパ転移部分と照射域が被っており、照射出来ないとの事でした。
※出来無くはないが皮膚がただれるなど結構大変な悪影響が出るのでおすすめしないそう。
照射が出来る可能性としては、今後内胸リンパ節転移が増大して痛みが出たりした際に、緩和照射(がんを根治する目的ではなく、辛い症状を緩和する目的)なら考慮できるそうだ。
また遠隔転移で他の臓器に転移した場合の緩和照射も可能。
ただし、再照射できるのは今回と同様に、左乳房の照射済みの領域から離れた部位に限るとの事。
「増大したり、転移したり、しないに越した事はないし、すると決まってる訳ではありませんが」
と補足してくださった。
トモセラピー、すなわちピンポイント的な照射の種類は出来ないのか?と質問すると、トモセラピーよりもサイバーナイフの方が良いとの事。
サイバーナイフの方がトモセラピーよりも副反応が減るものの、やっぱりおすすめは出来ないそうだ。
やっぱり専門的な医療の話は難しい。
難しいけど大筋は理解できたし、納得しました。
担当してくれた放射線治療医と初めてだったけれど、丁寧に説明してくださり、信頼できる良い先生でした。
私と同じような治療歴の人で、放射線治療が出来た方をPeer Ringで見つけたので、私も出来るかも!と期待したのだが…諦めるしかないです。
可能性を確認すべく、手を尽くしたので気が済みました。
放射線治療科の先生がおっしゃっるように、薬物による全身治療をしながら経過観察するのが良さそうです。
もしかしたら、このままホルモン治療だけでもじわじわと小さくなるかも知れないし。
今はホルモン治療だけですが、今後、分子標的薬や抗がん剤が追加になれば、さらに効いて転移が小さくなるかも知れないですし。
(逆に薬が途中から効かなくなることもあるそうだから、ホントのところはどうなるか読めないけれど)
今、乳腺科の待合室ですが、例によって今日も激混みで前回と同じく19人待ち…
ランチタイムなので、コンビニでおにぎりでも買って食べてこようと思います。
院内のコンビニでおにぎりなどを購入。
寒いけど外のベンチでお昼にしました。

寒いせいか、12時になったばかりだからか、
3台あるベンチに誰もいなくて ゆっくり出来ました。
徐々に寒さが耐え難くなり、再び病院内へ。
長い待ち時間でブログが1本書けました。
自分の乳がん治療について、こうして書き留めていると、落ち着くことができる。
鳥の目、俯瞰で冷静に状況が見えて良いです。
今日はこの辺で終わりたいと思います!
※結局、この日、乳腺科で呼ばれるまで4時間30分かかりました (T_T)
先週、5時間待ったのは、急遽予約を入れたせいだと思ったけれど、今回は普通に予約を入れたのに
ほとんど同じ…
やっぱり、この長さは問題!諦めずに要望や改善策を投書します。
長時間を待たされたことを差し引いても、
受診後は清々しい気持ちに・・・
日本の医療制度と主治医と放射線治療医には
感謝の気持ちでいっぱいです。
次回は同日に乳腺科を受診した結果について詳しく書きますね。