「私の鏡」娘のピアノ発表会での気づき

2021年7月11日 日曜日。
小5の娘のピアノ発表会でした。

勿論、子どもたちが主役なのですが、私は「親」として関わった中で学びがあったので
シェアしたいと思います。
それは…

「音楽とは楽しいもの!」

「結果、失敗しても全然OK!」

という、至極当たり前のようでいて、自分では出来ていなかった事でした。

発表会当日の2〜3週間くらい前だったと思います。
ピアノの先生に私はこう相談しました。

「私が家で練習を見ていると、
本番が迫っているのに、間違える箇所が多いです。
やんわり指摘をしてもとても嫌がる(反抗期)ので
あまり口を出さないようにしているのですが…
このままで良いのでしょうか??」

すると先生は…

◯◯ちゃんはもうちゃんと弾けています。
ミスタッチは仕方ないです。
当日はもし間違えても、そのまま次!次!と曲の流れが途切れないように弾ければOKです!

ミスを指摘して、そこを頑張らせ過ぎて辛い気持ちになると
弾けていた部分まで弾けなくなってしまう
可能性もあるので、
私はそういうやり方はしていません。
だから、このままで大丈夫ですよ!

とおっしゃるではありませんか!!!

そうなの?!

もっと早く相談すれば良かったw

私自身も完全に趣味として習わせているのに、発表会だからといって
お互いにストレスになるような練習はどうなのか??と思ってました。

でも〜。
これまでの成果を発表する貴重な機会だし、
できるだけ完璧を目指した方がいいだろう、とは思っていました。
だから娘の練習を聴いていて
「もっとこうした方がいいと思うよ」くらいのアドバイスはしてきました。
発表会が近くなると、それが高じて少し強めに指摘していたこともありましたね、はい…。

ということで

「音楽は楽しくね!(それが晴れ舞台であっても)」

これが今回の大きな気づきとなりました。
私自身、発表会のプレッシャーを感じていたので(本人ではないのに)
やっぱり「楽しむ」主体で良いんだなと。
すごく安心して、娘に直前練習をグイグイ強要するような事はせずに
当日を迎える事になりました。

そして迎えた本番当日。
いつもの練習よりも出来が悪かったです(笑)
「おや?家ではもっと上手だったよなー」というちょっと残念な仕上がりでした。

そこで第2の気づきです。

「失敗していいんだよ」
「完璧じゃなくていいんだよ」

です!
もう、私自身に重ねて考えずにはいられないー。

私自身が

「失敗したらかっこ悪い」
「上手にこなして、かっこ良く見られたい」
「完璧じゃないとスッキリしない」

という性分なんです。
それがいろいろと弊害だなぁ、生きづらいなぁと感じていて
すごく直したいと自覚ていいる部分です。

私の鏡として、娘が見せてくれた!
教えてくれたんだと思いました。

「音楽とは楽しいもの!」

「結果、失敗しても全然OK!」

このマインドがあれば、どんどんチャレンジできる気がします!
今はまだ出来ていないけど、少しづつそっちに引っ張られて行きたいです。

ともあれ…
緊張の大舞台で最初から最後まで弾き終えて
最後はお辞儀をして花束を貰い、退場することができたので、その事に感謝しなといけません。

「すごいよ!気づきをありがとうね! 
そして、お疲れ様でした!」

*本人が楽しめる事が一番!なんですが、一方で理不尽さを経験することも大切だなぁと思うのです。
 この事はまたいつか別の記事で書きたいと思います。

〜 今回演奏した曲 〜

1. 人形の夢と目覚め エステン

2. きみも飛べるよ ピーターパンより

1.はNORITZの給湯器でお風呂が沸いた時のメロディー♪
我が家はNORITZなので、選曲の際に先生が軽く弾いてくれ際、爆笑してこの曲に決まりました。
2.はちょっと切ないメロディー。
ピーターパンって夢が溢れる世界観だけど、ちょっと切なさを感じませんか。