卒業記念の動画編集で得た感動

久しぶりのブログです。

3月は卒入学の季節。

我が家では、今年度で娘が小学校卒業となります。

娘の小学校生活6年間で、後半の4年生~6年生が疾風(ハヤテ)のように過ぎ去った感覚があります…。

これは、コロナ禍と重なるので、季節毎の恒例行事が殆どなくなり、単調な生活が続いたせいだろうと思っています。

今回は、私が制作を担当した娘の卒業記念動画の編集作業にまつわることで、

大きく心を動かされたことを書きます。

我が子の小学校卒業という節目に
成長を感じて感動もありますが、それを上回る程の衝撃でした!

【卒業記念動画を作ることに】

私は卒業対策委員会(略して卒対)という小学生の卒業準備をするPTAの役を務めています。

卒業を祝う会(謝恩会に近いですがコンセプトがちょっと違う)という行事あり、卒業式とは別のイベントです。

卒対の仕事は、主に祝う会の企画・準備・開催です。

私はこの会で上映される記念動画「思い出を振り返るスライドショー」の制作を担当しました。

写真や動画の素材を準備することも仕事ですが

やっぱり一番ウェイトが重い作業は「動画編集」

元々、動画編集には興味があって、アプリは揃っていました。
Final Cut Proというプロ仕様のアプリケーションです。

だけど、本業ではないし、なかなか本格的にやる機会がなく…

これは「渡りに船!」とスライドショーを作る目的で、卒対に立候補しました。

動画編集している私のデスク写真

【動画編集にハマる】

ある程度、やる前から予想はしていましたが…。

動画編集作業にはどっぷりハマってしまいました。

本業をちょっと横に置いて…

また、睡眠時間も食事も惜しんで動画編集をやりたくなるという、制作の魔物にでも取り憑かれたようでした(笑)

以前から「私には今ひとつハマれる事がないな…趣味や仕事に没頭している人が羨ましいー。」

と感じていた私にとって、これは嬉しい事でした。

目の下にクマを作りながら、寝不足で神経がしびれているような感覚(伝わるかな)がある日々が続いて…
美容的に全くNGな行為ですが、
一つの事に集中している自分がなんだかすごく嬉しかったです。

【感動したこと、びっくりしたこと】

予定していた制作スケジュールよりも、私の怠慢で押してしまい…
すごく焦った期間がありました。

その焦りが原動力となり、結果的に、締め切りの帳尻を合わせることができました!(笑)
これで間に合わ無かったことは一度もないので
締め切り設定のパワーってほんとに強力だなぁと思いますね。

私が一人で作業するので、私がコケたら完成しないというプレッシャーで

編集動画の全貌が見えてこない時期は、不安な日もありました…。
だから、峠を越えた時(大体これで良いな!イケる!と分かった時)の安堵感といったら無かったです。

いろいろあって…
(制作の細かいことは別の機会に書けたら書きますね)
祝う会当日の放映を迎える事ができました。
3月1日のことです。

午前中に会場の装飾準備を仕上げ、子どもたちと先生に渡す記念品のセッティング、

リハーサルなどを終えて、保護者の受付け(まだコロナの影響で、各家庭1名の参加)保護者着席
子ども達の入場。

先生方を花道で迎えなから入場していただくところから、会のスタートでした。
いろいろ細かい打ち合わせ、人員配置、仕事多かったです。


イベントをする時、裏方はこんなにも大変なんですね…
200〜300人ほどの大勢が動くので、やらかせないな!と緊張します。

(失敗したって、なんとかなるし、大丈夫なんですけどね)

久しぶりにイベント主催側、バックヤードを経験して、改めて呼ばれる側が楽ちんなこと。
バックヤードへの感謝…をひしひしと感じました。

校長先生の話の後、私の渾身の作がいよいよ放映となりました。
あとは私が持参のiPadで動画を再生させるだけー。

何度も制作期間中に聞いたオープニングのBGMが鳴り、無事に放映できました(T_T)

そして…
放映して間もなく、子ども達がどよめき、
大笑いする声が会場に響いたのです!!!

そう、動画が大ウケだったんです!

子どもたちの幼少期のあどけない写真と、現在の写真。
一人づつ、全員が映し出されると
断続的に、笑い声が沸き起こりました(子ども達にしか分からないツボがあるようでした)

6年生といえば、すっかり周りを意識するお年頃なので

スライドショーを観た反応はきっとー
「すーんとしていてクスクス、ザワザワと少しなる程度かなぁ…」
と、リアクションは期待していなかったので、とても意外でした。

そして、それは嬉し過ぎる驚きでした!

「観ていて飽きないようにするにはどうしたら良いか」

「子どもたちと先生、保護者が喜んでくれる動画にしたい」

これを軸に、構成を何度も考え直しました。
一人で考えた結果には自信が持てず…
そんな時は、卒対メンバーに意見を求めて助けてもらいました。

一通り、編集が終わった後も、足りない箇所、しっくり来ない違和感がる部分を直しました。
どうしたら良くなるのかも、経験が無くて、良く分からないので
「私はここがしっくり来ない、こうしたら良いかと思うんだけど、どう思う?」と

卒対メンバー、家族、に意見も求めました。

卒業生であり、このスライドショーを観る側になる
自分の子どもにも、ネタバレしない範囲で、思い出に残っている行事の事を聞いたり、どういう音楽(BGM)良いかなど相談しました。

そうやって、粘って作った苦労が大きく花開いた瞬間でした!
鳥肌がたち、心にグワングワンと感動が押し寄せて、

今までに経験したことのない熱い気持ちになりました。

今回はこれくらいで終わりたいと思います。

この体験は、得難い体験をさせて貰って、本当に誰に感謝していいのかー。

私にこういったチャンスを与えてくれた環境に感謝です。

縁があって、小学生の母になれたこと。
卒対を一緒にやることになった子どもと同級生ママさんメンバーに恵まれたこと。
卒対でスライドショーを作ろうと決めた自分自信にも感謝だなぁと思うのですー。

日頃から私は…

決断が遅い、行動力がない。

と自分のことを評価しているところがあります。
今回は、決断や行動をどんどんしていかないとやり遂げられない状況に追い込まれたので
「良い流れ」を作れた気がします。

この感覚を忘れたくなくて(書き留めておかないと、きっとだんだん忘れて戻ってしまう…笑)

ブログにまとめることにしました。

少しでも誰かの何かの参考になれば、幸いです。